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家族で沖縄移住するなら移住前に整理すべき3つのこと

投稿日:2021年4月5日 更新日:

引っ越し

沖縄は本土と陸路でつながっていません。それだけに家族で沖縄移住をするのであれば、実行に移す前にきちんと家族で話し合いをして整理しておくべき3つのことがあります。移住経験者の私の目線で分かりやすく解説!

本当に完全移住にするのか?それともいつかは帰るのか?

沖縄移住をしようと考えている今の時点で「もしかしたらいつかは帰るかもしれない」なんてことは思うことはないはずです。でも沖縄に移住から10年以上たち結婚・子育てを経験している今の私から見ると、「もしかしたら…」ということは考えておいた方が将来絶対に役にたつと思うのです。

例えば今は家族の年齢も若く病気とは縁がなくても、完全移住となればいつかは家族の老後にも立ち会います。もちろん沖縄でも十分な医療設備が整っています。でももしも介護が必要になったとしたら、その負担は移住した家族だけで引き受けなくてはいけなくなります。

沖縄県民であれば普段から横のつながりを大切にしていますので、家族が介護に立ち会えない場合は親族の力を借りることが出来ます。また都会から離れるほど地域のつながりが深くなるのも沖縄の特徴です。だから高齢者が一人暮らしをしていても地域に住む住人たちが声を掛け合ってくれるので、都会で問題になっている「高齢者の悲惨な孤独死」ということはほとんどありません。

でもこれが移住をしてきたあなたやあなたの家族に当てはまるでしょうか?やっぱりその時が来た時には、家族以外にも助けてくれる人の存在は必要になるのではないでしょうか?

ただここで大きな問題があります。「沖縄完全移住」としてしまうと、今住んでいる家を処分して移住をしますよね?つまり将来地元に帰りたいと思っても、帰る家がないのです。帰る家がなければ、地元に帰ろうとしてもそれを実現するのはとても難しいです。だからこそ今住んでいる家のことをきちんと考えておいた方がいいのです。

「もしもの為に」と思うのであれば、移住している間は賃貸住宅として貸すという方法もあります。これならば移住して10年くらいたった時に「もう完全移住してもいいかな?」と思えたなら処分すればいいですし、「やっぱり将来が不安」というのであればそのまま賃貸として貸し出してもしもの時の担保にしておけばいいのです。

実はこれって本当に深刻な問題で、私自身高齢の移住者の知人から「最後は地元に帰りたいけど帰る家がない」とよく相談を受けます。でも正直言って帰る家がないとなると、選択できる方法も限られてしまうのです。だからこそ将来のことではあるけれど沖縄に移住するのであれば、こうした将来のことまである程度は家族で話し合いをしておく必要があるのです。

お墓はどうするのか、きちんと考えておくべき

家族で沖縄移住するのであれば、子育ても沖縄ですることになりますよね?そうなると子供は「本土出身だけれど地元は沖縄」ということになります。沖縄出身の子供たちも進学を機に島を離れる人がいますが、多くの場合卒業後は地元に戻ってきます。また島から離れずに進学・就職・結婚をする人も多いです。

つまりあなたの子供も沖縄が地元となれば同じような進路を選択する可能性がありますし、もっと先のことを言えば将来沖縄で沖縄出身のパートナーと結婚をする可能性もあるわけです。そうなればあなたの子供が独立した後の生活の拠点は沖縄となるので、あなたの地元のお墓の管理を任せることはできなくなります。

もちろんあなたにとってもこれは大きな問題です。地元に帰るためには飛行機での移動が必要になります。元気なうちは飛行機での移動が苦になることはないでしょうが、子供が独立し夫婦二人きりとなったなら話は変わってきます。

高齢になれば片道2時間以上かかる飛行機での移動は体に負担となりますし、高齢の夫婦二人で荒れ果てた墓を掃除するのはとても大変な作業です。毎年墓参りをしていたのが数年に一度になり、いつかは自分たちだけでは墓参りすらできなくなるかもしれません。

だからこそあなたがご先祖様のお墓を管理しているのであれば、沖縄移住後はどのようにしてお墓を管理するのかを考えておく必要があります。地元に残る親族にあらかじめお願いをするという方法もありますが、お墓を沖縄に移すという方法もあります。

いずれにしてもお墓を放置することはできませんし、移住後に親族と話し合いをするために何度も地元に帰ることも負担が大きく現実的ではありません。ですからあなたがこのケースに当てはまるのであれば、ご先祖様のお墓をどのようにするのかを決めてから移住した方が将来絶対に困らないですよ!

両親が地元に残る場合は「親の老後をどうするのか」は考えるべき

老後

両親を地元に残しあなたの家族だけで沖縄移住をする場合は、親の老後についてどのようにするのかも考える必要があります。

きょうだいが地元に残るとしても、すべての負担をきょうだいに押し付けることはさすがにできません。

私は「沖縄出身の両親を沖縄に残したまま、本土で暮らしている人」から親の介護についての悩みや相談をよく受けます。ほとんどの人が「親を介護施設に入所させ、定期的に親の介護をするために沖縄に来る」という方法をとっています。ただ負担はとても大きいです。

介護を目的として飛行機を利用する場合は各航空会社で割引サービスがありますが、それでも金銭的な負担は大きいですし年齢と共に移動にかかる体への負担も大きくなります。さらに命にかかわるような病気にかかった場合、いつ病状が急変するかわかりません。しかもどんなに急いで駆けつけたくても飛行機でしか沖縄に移動することが出来ませんから、駆け付けるにしても飛行機次第となってしまいます。

さらにあなたがひとりっ子であれば親の扶養義務は子供にあるわけですから、あなたがすべてを引き受けなければいけません。

こうした将来のことは出来れば避けたい問題ではあるのですが、沖縄完全移住となればこのような「いつかは必ずやってくること」についてもきちんと考えをまとめておくことは大事なことです。

沖縄完全移住は将来のことまできちんと整理することがポイント

「沖縄に移住したら最後まで沖縄の空の下で暮らす」とはっきり決めているのであれば、移住をしてから数年先のことだけを考えていてはダメです。漠然とでも構わないので少なくとも移住後20年先のことまで考えるのが大事です。

ただこれだけ先の将来のことですから、移住前にすべてを決断する必要なんてありません。でもいつかはあなたが直面する問題ですので、移住をする前に家族だけでなく親族ともある程度の話をしておくことが移住生活を最後まで満喫するためのポイントですよ!

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