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沖縄で見つけたちょっと不思議な習慣

投稿日:2018年1月29日 更新日:

沖縄

沖縄は、その昔、独立王国「琉球」として独自の文化で発展してきた場所。そのため、本土では見られないようなちょっと不思議な習慣が、今も数多く残っています。思わず「ホント?」といいたくなる習慣をご紹介!

ぜんざいを頼むとかき氷が出て来る

ぜんざいは、沖縄県民が大好きなスイーツ。だから、沖縄のソウルフードである沖縄そば屋に行っても、沖縄の食堂に行っても、必ずといってよいほどメニューにあります。

でも、沖縄に観光できた人が何も知らずにぜんざいを頼むと、必ず「え?これ注文していないよ?」といいます。それは、仕方がない事。

なにしろ、沖縄のぜんざいは、温かい食べ物ではなく、限りなく冷たいかき氷。器にてんこ盛りに盛られた氷の上から、甘く煮た金時豆と白玉を乗せて食べます。その昔は、緑豆と大麦を甘く煮て冷やしたものを「あまがし」といって食べていました。これが、冷蔵庫が普及し氷が比較的簡単に手に入るようになると、氷の上からあまがしをかけて食べるようになります。これが、沖縄ぜんざいのベースとなります。

終戦後は、米軍物資としてカリフォルニア産の金時豆が出回ります。甘く煮ても煮崩れない金時豆は、一躍人気となり、いつしかあまがしを上回る人気となります。いまでも、氷の上にあまがしをかけるオールドスタイルのぜんざいもありますが、一般的なぜんざいは、金時豆を煮たものを氷にかけるのが主流となっています。

おにぎりを買うと「温めますか?」ときかれる

沖縄のコンビニでおにぎりを買うと、店員から「おにぎり、温めますか?」と必ず聞かれます。これは、沖縄のソウルフードであるポークたまごおにぎりだからというわけではなく、どの種類のおにぎりであっても、例外なく起きる現象です。

全国的に見ても、おにぎりを温めて食べる地域はあるのですが、おにぎりの具材によって温めたりそのままにしたりするのが一般的。特に、マヨネーズ系や明太子など、温めると味に変化が出てしまいそうな具材の場合は、確認することなくそのまま提供するのが多いようです。

でも、そんな例外が存在しないのが、沖縄のおにぎり事情。ツナマヨおにぎりであっても、明太子おにぎりであっても、とにかくおにぎりをレジに持っていったら「温めますか?」ときくのが、沖縄の常識なのです。

バスに乗る時は手を挙げる

予定時刻にバス停に立っていれば、とりあえずバスが停まるというのが全国的に見ても一般的な常識。もちろん、沖縄でもバス停に立っていればバスに乗ることが出来ることには違いはありません。それでも沖縄では、バスに乗る時に「乗ります!」という意思表示として手を挙げる人の姿を、よく見かけます。

実は、少し前まで沖縄では、バス停に立っていても手を挙げないとバスが素通りしてしまっていました。これは、私も移住したばかりの頃体験した話。すべてのバス会社が素通りするかというと、どうやらそうではないらしいのですが、その話が定着していた沖縄では、「バスに乗る時に手を挙げる」というのが常識となっていました。

さすがに、県外からの移住者や観光客からの苦情が相次いだらしく、バスの運転手に「バス停では必ず停車するように」というお達しが出たのだとか…。おかげで、今ではどの路線においても手を挙げずにバスは必ず泊まるようになりました。

それでも、長い事続いてきたこの習慣は、今でも沖縄県民の中に根付いていて、無意識のうちに手を挙げてしまう沖縄県民が多く存在しているというわけです。

水を頼むときにオバーは「アイスワ―ラ―」という

沖縄のオバーたちは、時折、とんでもなく流ちょうな英語を話すことがあります。かつてアメリカの占領下にあった沖縄ですから、他県のオバーたちと比べて英語を話すことが出来るオバーが多い沖縄。でも、沖縄方言バリバリの会話の中に突如流量な英単語が登場するため、そばで話を聞いていると何のことを言っているのかさっぱりわからなくなってしまいます。

その代表的な単語が、「アイスワ―ラ―」。食堂にいって席に着いたと同時に注文するのが「アイスワ―ラ―」なのですが、これ、一体何のことなのかわかりますか?

答えは、「iced water」。「お水ちょうだい!」ってやつです。これだけをピックアップすると、なんてことないと思うかもしれませんが、この単語の前後に沖縄のほ方言での会話がつながっていますから、そばで聞いていると何を注文しているのかさっぱりわかりません。沖縄のオバーには様々な逸話が存在しますが、その中でもこの話はかなり有名です。

自動車教習所のことは「自錬」という

スマホやパソコンで「沖縄 自錬」と検索すると、さも当然というかのように県内の自動車教習所の情報が出てきます。県外出身者に「自錬」といっても全く意味が通じないのに、沖縄県民の間では当たり前のように使われているこの言葉。

でも、この「自錬」という言葉は、沖縄県民が独自に作り出した言葉というわけではありません。もともと沖縄の自動車教習所は、「自動車練習所」と呼ばれていました。これは、復帰前の沖縄のある事情が関係しています。

そもそも自動車教習所というのは、技能検定員と教習指導員を置くことが定められていたのですが、これらはどちらも資格が必要になります。ところが、戦前の沖縄には資格を持った技能検定員と郷愁指導員が不足しており、自動車教習所として運営することはできませんでした。

そこで、検定は行わずに自動車の運転を練習するだけの場所をつくったのが、沖縄の自動車練習所の始まり。さすがに長ったらしい名称なので、言いやすいように略して「自錬」というようになったのが定着し、自動車教習所となった今でもその言い方が続いているというわけです。

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